介護士のリアル

介護士を応援したくて始めたブログで、介護の現場に関するリアルな情報提供をコンセプトにしています。メインライターは介護福祉士の資格を持つ介護業界20年以上のキャリアを持つ向日葵さん。仕事で悩んだ時の介護士さんのサプリになるよう体験談も掲載しています。

介護福祉士(介護士)は福祉系の三大国家資格だからやっぱり取得した方がいい?

介護の仕事をしているけど、資格を持ってない方、将来のことを考えて手に職をつけたい学生の方など、介護福祉士の資格はやっぱり必要なのかな?と悩んでいる方に、私の考えが資格を取るか、取らないかの判断にお役に立てればと思います。

介護福祉士の資格を持つ人の存在

高齢化が進む日本社会の中には、高齢者はもとより障がい者や児童も含めた多様な福祉のニーズがあります。こうしたニーズに対応するための専門的な知識や技術を持った人材が求められるようになり、1987年に介護福祉士制度及び社会福祉士制度ができました。

介護福祉士には、介護を必要とする高齢者や障がい者への介護はもちろん、介護指導等、その専門知識を生かした幅広い役割も求められています。

何故、介護福祉士の資格が取得が必要になるのか

2000年4月の、介護保険制度の実施により、介護サービスが大きく変わりました。それまでの措置の考え方から、利用者の選択によるサービス利用へと切り替わったのです。それにより、在宅サービス、施設サービスともに、利用者が選択する介護サービスの種類が大幅に増えました。

介護保険制度は、利用者の自立支援を重視し、それを意識した質の高いサービス提供が求められています。しかし残念ながら、現在の介護の現場では、絶えず人手不足の状況が続いています。それぞれのサービスや現場ごとに違いはあるものの、介護職員初任者研修や介護職員実務者研修修了者以外にも、無資格でもやる気があれば採用するというところも多く見られています。

またそうした厳しい職場状況の中、介護福祉士の資格をとっても、処遇面で大きく何かが変わることはないし、逆に今まで以上に業務を押し付けられるからとらないと後ろ向きな声があると聞きます。

しかし、もし今後介護職として仕事を継続していくのであれば、多様なサービスがある中で、自分が働きたいと希望するサービスや職場を選ぶのに、介護福祉士の資格取得は非常に有利です。

将来、人手不足になる資格

介護職は、その仕事内容に見合っていない処遇の悪さが話題になることも多い現状です。それに加え、年1回の介護福祉士の受験資格に、3年の実務経験に加え実務者研修終了が必須になったこともあり、2017年度その受験者数が激減していることも、今後の人材不足にもますます影響することでしょう。

介護の仕事に就きたい人が、介護福祉士の国家資格取得を目指すことで、自分の介護スキルを磨き、より働きがいを感じられるような国レベルでの改革が早急に必要だと思います。