介護士のリアル

介護士を応援したくて始めたブログで、介護の現場に関するリアルな情報提供をコンセプトにしています。メインライターは介護福祉士の資格を持つ介護業界20年以上のキャリアを持つ向日葵さん。仕事で悩んだ時の介護士さんのサプリになるよう体験談も掲載しています。

【介護士から看護師へ】 なんで看護師の資格が必要なのか、その理由が大事

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介護士から看護師を目指そうと思うその理由は、いくつかにわかれると思います。ひとつが同じ利用者のケアをしても看護師の方が給料が高いから。もしくは、介護士だと手が出せないケアがあるから。医療のニーズが増えて、将来性を考えた上で看護師の資格が必要だから。大きくこの3つではないかと思います。

介護士であっても医療知識は必要!

介護士は、介護サービスの現場の中で、日々支援を必要としている利用者の支援をしています。利用者が少しでも、自立して安定した生活を送れることが願いではありますが、残念ながらみな年々年を重ねていきます。

病状の急変や体調の悪化の可能性もある中、介護職であっても、医療知識が当然必要になる場面に遭遇することがあると思います。

介護士にはできないことが増えてくる

最近では、介護の現場でも、医療ニーズの高い利用者が増えてきています。

今までは、病院に入院をしているような状態の重度な利用者も、自宅で介護サービスを利用しながら療養生活を送っていたり、施設でも、ターミナルケアを行う場合もあります。そういう状況の中では、看護師の役割が大きくなり、どんなに介護士が頑張ってケアをしても、医療処置等手を出すことができないこともあるのです。

何故、看護師の資格を取りたいの?

介護士の中には、自分自身が利用者と関わる中で、もう少し医療知識があれば、安心してケアができると感じ、看護師の資格取得を目指した人もいます。また、医療面から利用者支援をしたいと本気で考え、看護師の専門学校に通い始めた人もいます。

ただ、介護士と看護師とでは、給与面等の待遇の違いがあるからと、看護師の資格を取得したいと思う方も介護士の中にはきっといることと思います。

看護師の資格取得はそう甘くはない?

看護師になるためには、また新たに資格取得のための養成機関や大学等に通わなければなりません。そのために要する期間や費用もしっかり確認しながら、進めていく必要があります。

介護福祉士の資格を持つ人は、今後は、通常3年間のカリキュラムが2年間のカリキュラムで資格取得が目指せるようになります。そういう情報もしっかり確認しておくことが大切です。

まとめ

高齢社会の中、看護師も介護士も需要がますます増えていきます。その中で、自分がこれからどんな働き方をしていきたいのかをまずは、しっかりと考えた上で進めていきましょう。

ただ、介護士よりも看護師の方が給与が高いからという理由だけで、そう簡単に目指せるものではないことだけは、是非覚えておいてほしいと思います。