看護師と介護士の連携がうまくいかない職場で働いていると、仕事がやりにくく感じていることと思います。なぜうまくいかないのか、看護師、介護士、それぞれの仕事内容をうまく連携させるためには何をしたらいいのか、考えてみました。
看護師と介護士は、何故うまくいかないのか?
看護師と介護士、いじめ問題が深刻すぎる件にも書きましたが、介護現場の不満の多くは、人間関係です。人間関係の問題は、どんな職場で働いていても、なくなることがない永遠の課題です。
しかし介護の現場の中での看護師と介護士の人間関係の問題は、特に社会的にも大きく取り上げられており、それにより様々な影響を及ぼしているのも事実です。
看護師と介護士の連携は必要なの?
一般的な病院の入院患者の対応とは違い、介護施設の入所者や通所系のサービスの利用者に対しては、ひとりひとりがその人らしい生活を維持していくために、看護師、介護士等それぞれの役割があります。それぞれの業務や役割が違っていても、利用者の自立に向けた支援をするという目標は同じなければなりません。
そのために、それぞれの利用者の情報を、それぞれ専門職という立場から、しっかり収集する必要があります。
看護師の情報と介護士の情報を共有することの大切さ
看護師は医療面から、介護士は介護面からの情報だけあればいい訳ではありません。それぞれが、集めた情報をしっかりと共有することで、その利用者の自立に向けた生活を困難にさせている問題を発見することもできます。
またそれぞれの情報の中から、違う気づき見つけることもあるのです。
まとめ
看護師、介護士が連携をとることが、担当している利用者の生活を改善していく道につながっていき思わぬ成果をあげることもあります。
そしてそういう成果を繰り返していくことで、看護師、介護士関係なく、利用者に関わる関係者全体のモチベーションの向上につなげていけたらいいですね。