みんな同じケアマネとして、同じケアマネの業務をしているのに、何故それぞれの職場で大きな違いがあるのでしょうか。ケアマネが楽な職場としんどい職場の差はどこにあるのか、考えてみました。
ケアマネの仕事は、職場によって何故違いがあるの?
転職もせず、同じ職場で働いているケアマネにとっては、そこの職場以外は知ることがないため、他の職場との大きな違いに気づくことなく働いていることでしょう。自分の職場の居心地が良く、辞める理由が見つからないと思っている人は、本当に恵まれた職場にいるのだと思います。
また逆に、ケアマネとして幾度となく転職をしている人にとっては、同じケアマネの職場であっても、その場所により働き方や環境が大きく違うことを実感していることと思います。
やはりそこには、ケアマネ事業所の置かれている環境も大きく影響していると考えられます。
いつも求人広告が出ているところがあるけれど・・・
私が住んでいる地域の求人情報に、この1年近くケアマネの求人を出し続けている事業所があり、ずっと気になっていました。
こんなに長期間に渡り、何故そんなに人が見つからないのでしょうか。 そんな時、知人のケアマネと話をする機会があり、その事業所の話題になりました。
彼女の話では、医療法人の中にあるケアマネ事業所のため、どうしても医療依存度が高い利用者や、困難ケースを依頼されることが多いとのことでした。
またそれに加え、ケアマネの担当件数も制限マックスまで要求されること、施設の行事の手伝い等も多く、みな大変な職場であることがわかっているので、なかなか応募がない状況だと・・・
自分が働きたい職場はどんな職場だったら良い?
介護保険の中でのケアマネの役割自体はみな同じであるにも関わらず、長年に渡り退職者もない事業所もあれば、次々にケアマネが入れ替わる事業所もあります。
今後もケアマネの業務そのものが、楽になることはありません。その中で、自分が働きたい職場とはどんな職場なのか、また職場に何を求めるのかをイメージしてみましょう。
まとめ
自分が働きやすいと思える職場を探す時に、その職場の給与や福利厚生等に関しては、求人情報や面接時に確認することは可能です。
しかし職場の環境や人間関係までは、なかなか表には見えてきません。待遇が良い=楽な職場とは言えないのです。
利用者訪問等で疲れ切って職場に戻った時に、どういう職場環境があれば、あなたはほっとするでしょうか。どんなに大変でも、安心して戻れる職場や話し合える仲間がいれば、それだけで気持ちが落ち着き、頑張れてしまうこともあると思います。
厳しい業務だからこそ、少しでも居心地の良い職場環境=気持ち的に楽な職場作りを目指していきたいものです。