介護職から他職種への転職の話は多く聞きますが、その反対に我が家の息子は今回他職種から介護職への転職を検討しています。
介護福祉士実務者研修も残りわずかとなり、就職に向けて色々と情報収集をしたり、施設見学をするなどの就職活動が既に始まっています。しかし介護関係の求人票を見る限り、雇用体系(正社員、契約社員、正社員以外)、給与面等、勤務時間等施設ごとに大きく違いがあります。
また勤務条件や給与の見方、資格手当、介護処遇手当など、一般的な求人情報とは違い非常にわかりづらいと思うのは私だけでしょうか。
介護事業所が求める人材とは?
介護の求人情報の中で、介護福祉士優遇の記載があると同時に、資格不問、未経験者でも安心、やる気のある方歓迎などという文章も非常に多く目につきます。
もちろん介護福祉士の資格のある人は、すぐに正社員としての採用となり、資格がないあるいは未経験者などは、正社員以外もしくは契約職員という形での採用となるのかもしれません。
恐らく人材不足ということもあり、資格がある人は欲しいけれど、未経験者であっても資格がなくても、採用するところが多い現状なのだと思います。
息子の場合は、介護福祉士実務者研修修了者として介護施設の求人を探していますが、やはり正社員としての求人はなかなか見つけられません。
介護の正社員と非常勤の違い
非常勤で働いた場合どうなるのか、正社員と非常勤の違いがどこにあるのか、息子自身色々と調べていました。違いはいくつもありますが、自分の生活を考えるとやはり「給料面」です。
デイサービスで非常勤職員として働いている友人が、施設が感染症の流行により休みになってしまったが、自分は非常勤なので、職場が休みになると、給料が出ないので厳しいと話していたことを思いだしました。
介護職として働くと言っても、介護の仕事には、色々な種類のサービス事業所、現場があります。本来であれば、自分が働いてみたいと思うサービス事業所を選び、そこで働けることができたらベストなのでしょう。
しかし実際問題として、自分が生活をしていけるだけの給与が確保できるところを選ぶことを最優先にしてしまう現実もあります。
まとめ
介護の道を目指す人が、やりがいを持って自分の働きたいと思う場を選択できるよう更なる処遇改善を検討していかなければ、人は育っていかないのではないでしょうか。