介護士のリアル

介護士を応援したくて始めたブログで、介護の現場に関するリアルな情報提供をコンセプトにしています。メインライターは介護福祉士の資格を持つ介護業界20年以上のキャリアを持つ向日葵さん。仕事で悩んだ時の介護士さんのサプリになるよう体験談も掲載しています。

転職するときにチェックしたい介護士が働く施設別の仕事内容【13選】保存版

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転職やパートで介護の仕事を探す時に、何を基準に見つけますか?給料などの労働条件や通勤面を考えて立地条件など、働く目的に合わせて仕事探しの基準もそれぞれだと思います。

私が今日お伝えしたいのは、介護の仕事は働く場所(施設)によって、仕事内容が変わるということです。どんな介護の仕事がしたいかによって、選ぶべき施設も異なるので、ぜひそれぞれの場所の介護の仕事内容を知って、仕事探しのお役に立てたら嬉しいです。

訪問介護事業所で働く介護の仕事

訪問介護(ホームヘルプサービス)は、利用者の自宅を訪問してその利用者が自立した生活を送るために必要な支援をする仕事です。

生活援助(買い物、洗濯、掃除、調理等)はもちろん、身体介護などケアマネが作成するケアプランに沿って、利用者の状況に応じ支援を行います。 

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有料老人ホームで働く介護の仕事

有料老人ホームとは、一般的には営利を目的としている介護施設です。有料老人ホーム内では入居者がそれぞれの部屋で過ごしているため、その生活の状態に応じた支援が必要です。

仕事内容も、食事介助、入浴介助、排泄介助といった基本的な身体介護から、レクリエーションや行事など入居者の生活全般に対応します。 

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サービス付き高齢者向け住宅で働く介護の仕事

サービス付き高齢者向け住宅(特定施設入居者生活介護)では、入居者の介護はその施設で働く職員が行うことになります。

仕事内容も、特定施設入居者生活介護を受けた施設であれば、基本的な身体介護は行いますが、一般的な住宅では軽度の利用者も多いため、見守りやその他のレクレーション活動等の支援が多いようです。 

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グループホームで働く介護の仕事

グル-プホームは、認知症高齢者が、少人数で共同生活する施設です。 ここで働く介護士は、認知症状のある利用者が、それぞれに自立した生活ができるよう必要な支援や見守り等を行います。 

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軽費老人ホームで働く介護の仕事

経費老人ホームとは、要支援の軽度の利用者を対象とした施設です。原則介護の提供はないため、ホーム内での管理的な業務やレクレーションや活動等を支援します。 

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介護老人保健施設(老健)で働く介護の仕事

老健での介護は、生活に必要な食事や入浴、移動や移乗、排泄といった基本的な介助はもちろん、リハビリの介助等も行います。 

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特別養護老人ホーム(特養)で働く介護の仕事

特養での介護も、老健同様、入居者の食事介助、入浴介助、排泄介助といった身体介護が中心になります。 

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デイサービス(通所介護)で働く介護の仕事

デイサービスは、在宅に住む利用者が利用する日帰りサービスです。介護職は、自宅で閉じこもりがちな利用者や活動量が少なく心身の機能低下の恐れがある利用者の食事、移動入浴等の介護全般や、活動、レクレーションの場の提供等を行います。 

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デイケア(通所リハビリ)で働く介護の仕事

デイケアは、デイサービス同様、在宅に住む利用者が必要なリハビリを行なうための日帰りサービスです。介護職は、デイサービス同様、利用者の、食事、移動、入浴等の介護全般や、身体機能向上につながるようレクリエーションや体操、ゲームやリハビリの介助等を行います。 

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ショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)で働く介護の仕事

ショートステイは、在宅に住む利用者が、宿泊をしながら必要な支援を受けられるサービスです。 短期間の利用のため、基本的な介護だけではなく、その利用者の利用目的に応じた対応や支援も必要になります。 

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病院で働く介護の仕事

介護施設以外の病院などの医療機関にも、介護士は働いています。入院している患者(年齢に関係なく)に対する介護全般の他、入退院時のベットの準備や環境整備等まで幅広い仕事をしています。 

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障がい者施設で働く介護の仕事

障が者の施設の種類により違いはありますが、入所者の身体介護・生活援助や訓練を行い、食事・排泄・整容などの日常生活動作の支援を行います。 

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訪問入浴で働く介護の仕事

訪問入浴とは、自宅のお風呂で入浴ができない利用者に、訪問入浴専用の車で利用者宅を訪問するサービスです。介護士は、訪問先の自宅で浴槽を組み立て、看護師のバイタルチェック後に、その浴槽を使い入浴介助を行います。 

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まとめ

介護士は様々な場所で、活躍できる場があります。しかしその施設の形態によっても、その仕事内容や役割が違います。もちろん働く際のメリット、デメリットもあると思います。

自分が働く場所を見つけるためには、まずはどんな施設がありそこでは、どんな介護の仕事が行なわれているのかを理解することが大切です。そしてその中から、自分に向いている施設や仕事内容を見つけることができたら良いのではないかと思います。